かもめ〜るなどの決まりきったものではなく、大切な方への季節の挨拶として、
時間をかけて書いた手作りの「暑中見舞い」はいかがでしょうか。
年末で忙しい時期に作る年賀状に比べて、暑中見舞いならゆっくり
時間をかけて作ることができますよね。
そこで、今年の夏は、是非手書きにこだわった暑中見舞いハガキを作ってみてはいかがでしょう。
でも、手作りですから、それなりに「気合」を入れて準備しないといけません。
ただの手書きの暑中見舞いではなく、涼しげな木の葉模様をあしらった
絵手紙に挑戦してみても良いですね。
形の良い葉ならどんなものでも良いですが、夏の花を代表する
朝顔の葉を使ってみましょう。
やり方は簡単ですよ。
葉の表面に薄く溶いた絵の具を塗ります。
次にハガキに貼り付けて、テッィシュペーパーの上から押さえるだけですよ。
手軽にできますが、パソコンの印刷よりもオリジナリティあふれて、
お洒落な感じに仕上がります。
絵の具の変わりに薄墨を使ってもさらに味わい深くなりますよ。
こんな粋のあるハガキには、俳句を添えてみても良いかもしれません。
季節感あふれる俳句は、心に癒しの空間を与えてくれるでしょう。
暑中見舞いに使える俳句には、以下のようなものがありますよ。
・此あたり 目に見ゆるもの みなすゞし・・・・芭蕉
・おもはずの 人に逢ひけり 夕涼み・・・・・・如風
・大蟻の たゝみをありく 暑さかな・・・・・・士朗
・夕立が 洗つていつた 茄子をもぐ・・・・・・山頭火
・朝顔に つるべとられて もらひ水・・・・・・加賀千代女
・暁(あかつき)の 紺朝顔や 星一つ・・・・・高浜虚子
・ほのぼのと 舟押し出すや 蓮の中・・・・・・夏目漱石
短歌にもいいものがあります。
髪に挿(さ)せば かくやくと射る 夏の日や
王者の花の こがねひぐるま
(ひぐるま=ひまわり) 与謝野晶子
夏の野の 繁みに咲ける 姫百合の
知らえぬ恋は 苦しきものそ
大伴坂上郎女 万葉集
絵葉書の わさび畑を見ていれば
つんとあなたに 会いたい心
俵万智
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